ルンバ980シリーズには「物質センサー」を搭載しております。
このセンサーが対象物との距離、形状、位置を測定し、物にぶつからないように自動で動き回るのです。
つまりこのセンサーは家の中の段差にも対応しており、ルンバが段差から落ちて故障することがないのは、
このIoTのセンサーがあるためなのです。
このルンバは赤外線とレーザーを利用したセンサーで情報を集め、掃除の順番や動作に活かしています。
これを利用しつつ、掃除した家が地図の形で可視化される「マッピング」技術が搭載されています。
これによってルンバが入り込めずに掃除できなかったスペースがわかりやすく表示されたり、
次の家具を購入する際の配置場所の参考にすることができるでしょう。
洗濯機も、やはりIoTのセンサーが搭載されているのです。
ヒートリサイクル風アイロンビッグドラムでは、
IoTで連携している「汚れセンサー」などの複数のセンサーが搭載されています。
このセンサーがが布の種類、洗濯の際の布の動き方、汚れの量を判断し、汚れ具合から自動で洗剤の量を判断するのです。
また、もし汚れの量が多い場合は洗濯の時間を最大10分延長したり、
すすぎで落ちやすい液体洗剤がセットされた場合は、すすぎの回数を2回から1回に減らすという対応も洗濯機が判断してくれます。
つまり、洗剤の量の調節をすべて全自動で行ってくれるので、あとは洗濯物を入れるだけになるのです。
これなら、今まで洗剤の量が足りなくて汚れが落ちなかった・・・ということも、
洗濯機のIoTセンサーが判断してくれるので、あとは全部お任せできますよね。
エアコンもIoTを搭載しています。
その機能の中に「距離センサー」「人感センサー」を応用した 「ひと・ものセンサー」で人や家具などの配置を感知します。これを応用すると、もし部屋の中に人がいない場合は省エネで運転する、そして約3時間人がいない状態が続くと自動でエアコンの電源がオフなったりするという運転を自動で判断することができます。このため、万が一エアコンをつけっぱなしで外出しても、自動で消してくれるので安心でしょう。また、運転しているときはIoTと連動した「温度センサー」によって部屋の間取りや人のいる場所、木造や鉄筋、階数、窓の数を推定しつつ、「光センサー」を利用した日光の強弱など総合的に判断し、最も効率的になるように自動で設定してくれるのです。このため、「部屋の場所によって暑い・寒いがある」ことや、オフィスでもよくあるエアコンの「人によって暑い・寒いと感じる差がある」ことも近いうちになくなるかもしれないです。